totoとはスポーツ振興くじのこと
スポーツ振興くじと言っていますが、対象としているスポーツはサッカーだけなので、
サッカーくじと言った方が分かりやすいかもしれません。
現在はJリーグ・海外リーグ(開催時期はJリーグのオフシーズン)が対象となっていますが、
今後は女子サッカーリーグ(なでしこリーグ)やラグビーの試合が対象になる日が来るかもしれません。
totoの目的を説明する前に、宝くじの目的について少しお話したいと思います。
宝くじの目的は大きく分けて2つあります。
1.低所得層の購買意欲の刺激
普通に生活していては手に入らない大金を掴み取るチャンスを与えることで販売促進するわけです。
人は自身の所得が低いとリスクを取りがちになり、宝くじを買うという統計も出ています。
2.公共事業への貢献
まちづくりや復興支援などに使われています。
東日本大震災後、復興支援を目的に宝くじの販売数が増えたことは記憶にあるのではないでしょうか。
totoの目的はスポーツ振興です。
宝くじは収益の一部を公共事業に使っていますが、それと同じことをtotoは行っています。
ただし、totoはスポーツに関する事業のみに収益を使っています。
イメージとしてはtotoの収益で高速道路はつくられないけれど、
スタジアムの建設はつくることができるような感じです。
totoは2000年に試験的に導入され、2001年から本格的に開始されました。
販売から10年以上経ち、買い方の種類も多岐にわたりいまだに進化しています。
チームの勝敗だけでなく、ゴール数を予想したり、最高6億円の宝くじをつくったり、
海外の試合を対象にしたり・・・さまざまな試行錯誤があって今日があります。
宝くじは公共事業の「寄付」を目的にしながらも、
自分が大金を得ることができるかもしれないという夢を持つことが認識されています。
totoもスポーツ事業の支援を目的としつつも、
大金を得ることができるかもしれないという認識を持ってtotoをやって欲しいです。
そして宝くじにはないtotoの魅力を存分に楽しみましょう。
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